2026年8月20日、MOAS新社屋プロジェクトの第2回ワークショップを開催しました。前回は、MOASの歴史を振り返りながら、「変えること」「新しく始めること」「残す・継承すること」をテーマに意見を出し合いました。第2回のテーマは、
「MOASか、MOASでないか。」
です。今回のワークショップでは、前回集まった言葉や宿題として提出された実話、お客様の声などをもとに、MOASらしさを言葉として整理することに取り組みました。
「MOASらしさ」の境界線を考える
ワークショップ冒頭では、
ブランドの定義は形容詞の一覧ではない。
迷ったときに、「MOASなら、どちらを選ぶか」を決める境界線である。
という考え方が共有されました。「信頼」「挑戦」「思いやり」といった言葉を並べるだけではなく、実際の行動や判断につながる基準として整理することが今回の目的です。
前回の付箋をあらためて見直す
まず、前回集まった付箋+宿題で集まったキーワードを分析した結果が共有されました。整理の結果、
- 「残す・継承する」に関する意見が多かったこと
- 「新しく始める」は未来志向の内容が多かったこと
- 「変える」は比較的少なかったこと
などが見えてきました。
実話をもとにMOASらしさを探る
今回のワークショップでは、「信頼を大切にしている」といった抽象的な表現ではなく、実際に起きた出来事をもとに考えることが重視されました。参加者はペアになり、
- どんな場面だったのか
- 誰が困っていたのか
- 誰がどのように行動したのか
- どのような選択をしたのか
- 何を守ろうとしたのか
を整理しながら、MOASらしさの根拠となるエピソードを共有しました。
「MOASは、○○ではなく○○を選ぶ」
後半では、実話をもとに
MOASは、○○という状況で、○○ではなく、○○を選ぶ。
という形式で、判断基準となる文章づくりに取り組みました。各グループからは、
- お客様が困っている状況で、自分の都合ではなくお客様視点での行動を選ぶ
- 人手が足りない状況で、個人任せではなく助け合いを選ぶ
- 困りごとが起きたときに、担当者だけで抱え込まず相談する
などの考え方が挙げられました。
さらに、それぞれの考え方について、
- 時間外対応
- 展示会対応
- 部署を越えた協力
といった実話を根拠として整理しました。
5つの視点で検証する
作成した文章は、次の5つの観点で検証を行いました。
- これがなくなったらMOASではなくなるか
- 他社の名前に置き換えても成立しないか
- 実話で証明できるか
- 次の世代にも継承できるか
- 実際の判断に使えるか
という「アイデンティティテスト」です。検証の結果、いくつかの考え方については高い評価が得られました。
次回は「体験」へ
第2回では、MOASらしさを表す言葉の候補と、その根拠となる実話を整理しました。今回整理した内容は完成形ではなく、資料でも
今日の完成形は「美しいブランド文」ではなく、証拠付きの仮説です。
と位置付けられています。次回は、この仮説をもとに、
- 社員
- お客様
- 採用候補者
- 地域社会
それぞれに、どのような体験を提供する会社でありたいのかを考えていきます。
新社屋プロジェクトは、建物の計画だけでなく、MOASらしさを見つめ直すプロジェクトとして進んでいます。